近況報告
2021年09月10日 [近況報告]
写真でめぐる日本旅行記「九州〜佐賀編」
こんにちは。公認不動産コンサルティングマスターの大川です。私は職業柄、日本各地へ行く機会が多く、仕事が終わると少し足を延ばし、それぞれの土地の美しい風景や、美味しいモノなどの写真を数多く撮ってきました。
しかしコロナ禍の現在は、出張も最低限にとどめ、観光をすることもほとんどありません。その代わり撮影した写真を見ることで、再び旅行気分を味わっています。
そこで、そんな写真を皆さんにも楽しんでいただけたらと思い、こちらのブログで少しずつ紹介することになりました。3回にわたってお送りした北陸編に続き、今回は一気に飛んで西の九州へ! 佐賀での旅の様子をお届けします。
■過去の記事はこちら
写真でめぐる日本旅行記〜金沢編
写真でめぐる日本旅行記〜金沢アート&絶景スポット編
写真でめぐる日本旅行記〜北陸・能登編
最初に訪れたのは、1991年に国の特別史跡にも指定された「吉野ケ里遺跡」です。ここでは、小さなムラが弥生時代に“大環濠集落”へと発展する過程が分かります。環濠の内部からは土器や石器、貝殻や獣骨、青銅器などが出土し、弥生時代の前期に青銅器鋳造が始まったと考えられるようです。
当日は悪天候だったため敷地内の見学は控えましたが、この場所に立っただけでも、弥生時代の風と香りを感じました。皆さんも、ぜひ古(いにしえ)の景色を想像してみてください。
次に訪れたのは、佐賀駅より車で10分ほど、佐賀県庁の周辺に位置する「佐嘉神社」です。こちらは幕末における名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社。実に荘厳な雰囲気で、日々の忙しさを忘れすっかり穏やかな気持ちに! お天気の影響もあるせいか人も少なく、静かに、ゆっくりと参拝することができました。
もちろん、「今日の有田焼の基」ともいわれている「白磁の燈籠」もバッチリ目に焼き付けてきましたよ〜!
神社の帰りには、幕末の佐賀藩主、鍋島直正の銅像もしっかり見に行きました!
ランチに訪れたのは、佐賀市役所の近くにある「手延うどん 人力屋」。創業明治38年の福山製麺所の職人がつくる、本格的な手打ちうどんを味わえるお店です。
ごぼう天や肉、天かすがた〜っぷり! 出汁の旨味と歯ごたえしっかりのうどんを堪能しました。「手延うどん 人力屋」は、メニューの中に“ぼたもち”や細長いごぼう天がある店舗など、それぞれ個性があるようです。次回はまた別の店舗で、違ったメニューを楽しみたいですね〜。
夕食は、宿泊ホテルの近くでのんびりと〜。海の幸を堪能できるお店へGO! お目当ては、呼子のイカです。他にもいろいろと味わいましたが、食べるのに夢中になり、写真を撮り忘れてしまいました・・・。食事の前は、撮影する気満々だったのに(笑)。
翌日の午前中に訪れたのは、国指定重要文化財でもある「筑後川昇開橋」です。橋に近づくにつれて雨が強くなり、河川の水位も高くなるようだったので、今回は遠くから眺めることに!距離はありましたが、迫力を感じましたよ〜。
ちなみに昨日借りたレンタカー(↓写真)は、利用者が少ないこともあってか、一番安い価格でグレードアップしていただきました。旅では、こんな出来事が非常にうれしく感じます。
「筑後川昇開橋」は、1935年に旧国鉄佐賀線の鉄道橋として架設され、廃線後は遊歩道として整備されました。国内にある唯一の昇開式可動橋で、大きな船が通過時のみ、橋の中央部分が上下する仕組みになっているようです。
現在は、福岡県大川市と佐賀県佐賀市を結ぶ観光拠点になっています。長きに渡りさまざまな役目を果たしつつ、今でも私たちを楽しませてくれるなんて、素晴らしいですね〜。
今回の“旅の足”はクルマでしたが、次回は鉄道の旅も良いなぁと、帰り際に路線図を眺めつつ、佐賀の旅を終えました。<駅弁を買って、ローカル線に揺らながら景色を楽しむ> 最高の贅沢ですよね! 残念ながら、今回はお天気に恵まれない旅ではありましたが、佐賀の歴史に触れながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ここ数年、九州地方は記録的な大雨被害が多く、集中的に激甚化しています。佐賀県は福岡県と長崎県の間に位置し、北部は山地、西部は丘陵地、南部は山岳地、東部は平野という特徴のある土地です。訪れた佐賀市は、筑後川や嘉瀬川などの流れによって浸食された土砂が有明湾に堆積し、低平な大地となって形成されています。
平野には水路がたくさん整備され、平坦地がゆえに、防災ハザードマップには浸水の目安が危険な地域も多く存在します。今回、弊社の調査対象であった土地も水害の被害を受け、水の排水が出来ずに大変な状況でした。
皆さんも日頃から自宅のハザードマップなどを確認し、さまざまな準備をしておきましょう。
国土交通省「重ねるハザードマップ」
横浜市「洪水ハザードマップ」
写真でめぐる日本旅行記〜九州編は、また別の機会にお届けしたいと思っています。
写真の整理がまったく進んでいませんが・・・(汗)。ぜひ、また近いうちにお会いしましょう〜!
しかしコロナ禍の現在は、出張も最低限にとどめ、観光をすることもほとんどありません。その代わり撮影した写真を見ることで、再び旅行気分を味わっています。
そこで、そんな写真を皆さんにも楽しんでいただけたらと思い、こちらのブログで少しずつ紹介することになりました。3回にわたってお送りした北陸編に続き、今回は一気に飛んで西の九州へ! 佐賀での旅の様子をお届けします。
■過去の記事はこちら
写真でめぐる日本旅行記〜金沢編
写真でめぐる日本旅行記〜金沢アート&絶景スポット編
写真でめぐる日本旅行記〜北陸・能登編
歴史を”感じる”旅、スタート!
最初に訪れたのは、1991年に国の特別史跡にも指定された「吉野ケ里遺跡」です。ここでは、小さなムラが弥生時代に“大環濠集落”へと発展する過程が分かります。環濠の内部からは土器や石器、貝殻や獣骨、青銅器などが出土し、弥生時代の前期に青銅器鋳造が始まったと考えられるようです。
当日は悪天候だったため敷地内の見学は控えましたが、この場所に立っただけでも、弥生時代の風と香りを感じました。皆さんも、ぜひ古(いにしえ)の景色を想像してみてください。
次に訪れたのは、佐賀駅より車で10分ほど、佐賀県庁の周辺に位置する「佐嘉神社」です。こちらは幕末における名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社。実に荘厳な雰囲気で、日々の忙しさを忘れすっかり穏やかな気持ちに! お天気の影響もあるせいか人も少なく、静かに、ゆっくりと参拝することができました。
もちろん、「今日の有田焼の基」ともいわれている「白磁の燈籠」もバッチリ目に焼き付けてきましたよ〜!
神社の帰りには、幕末の佐賀藩主、鍋島直正の銅像もしっかり見に行きました!
お楽しみ!佐賀のご当地グルメを満喫
ランチに訪れたのは、佐賀市役所の近くにある「手延うどん 人力屋」。創業明治38年の福山製麺所の職人がつくる、本格的な手打ちうどんを味わえるお店です。
ごぼう天や肉、天かすがた〜っぷり! 出汁の旨味と歯ごたえしっかりのうどんを堪能しました。「手延うどん 人力屋」は、メニューの中に“ぼたもち”や細長いごぼう天がある店舗など、それぞれ個性があるようです。次回はまた別の店舗で、違ったメニューを楽しみたいですね〜。
夕食は、宿泊ホテルの近くでのんびりと〜。海の幸を堪能できるお店へGO! お目当ては、呼子のイカです。他にもいろいろと味わいましたが、食べるのに夢中になり、写真を撮り忘れてしまいました・・・。食事の前は、撮影する気満々だったのに(笑)。
遠くからでも迫力の「筑後川昇開橋」
翌日の午前中に訪れたのは、国指定重要文化財でもある「筑後川昇開橋」です。橋に近づくにつれて雨が強くなり、河川の水位も高くなるようだったので、今回は遠くから眺めることに!距離はありましたが、迫力を感じましたよ〜。
ちなみに昨日借りたレンタカー(↓写真)は、利用者が少ないこともあってか、一番安い価格でグレードアップしていただきました。旅では、こんな出来事が非常にうれしく感じます。
「筑後川昇開橋」は、1935年に旧国鉄佐賀線の鉄道橋として架設され、廃線後は遊歩道として整備されました。国内にある唯一の昇開式可動橋で、大きな船が通過時のみ、橋の中央部分が上下する仕組みになっているようです。
現在は、福岡県大川市と佐賀県佐賀市を結ぶ観光拠点になっています。長きに渡りさまざまな役目を果たしつつ、今でも私たちを楽しませてくれるなんて、素晴らしいですね〜。
今回の“旅の足”はクルマでしたが、次回は鉄道の旅も良いなぁと、帰り際に路線図を眺めつつ、佐賀の旅を終えました。<駅弁を買って、ローカル線に揺らながら景色を楽しむ> 最高の贅沢ですよね! 残念ながら、今回はお天気に恵まれない旅ではありましたが、佐賀の歴史に触れながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ここ数年、九州地方は記録的な大雨被害が多く、集中的に激甚化しています。佐賀県は福岡県と長崎県の間に位置し、北部は山地、西部は丘陵地、南部は山岳地、東部は平野という特徴のある土地です。訪れた佐賀市は、筑後川や嘉瀬川などの流れによって浸食された土砂が有明湾に堆積し、低平な大地となって形成されています。
平野には水路がたくさん整備され、平坦地がゆえに、防災ハザードマップには浸水の目安が危険な地域も多く存在します。今回、弊社の調査対象であった土地も水害の被害を受け、水の排水が出来ずに大変な状況でした。
皆さんも日頃から自宅のハザードマップなどを確認し、さまざまな準備をしておきましょう。
国土交通省「重ねるハザードマップ」
横浜市「洪水ハザードマップ」
写真でめぐる日本旅行記〜九州編は、また別の機会にお届けしたいと思っています。
写真の整理がまったく進んでいませんが・・・(汗)。ぜひ、また近いうちにお会いしましょう〜!