こんにちは。公認不動産コンサルティングマスターの大川です。私は職業柄、日本各地へ行く機会が多く、仕事が終わると少し足を延ばし、それぞれの土地の美しい風景や、美味しいモノなどの写真を数多く撮ってきました。

しかしコロナ禍の現在は、出張も最低限にとどめ、観光をすることもほとんどありません。その代わり撮影した写真を見ることで、再び旅行気分を味わっています。

そこで、そんな写真を皆さんにも楽しんでいただけたらと思い、こちらのブログで少しずつ紹介することになりました。2回にわたってお送りした北陸の旅も、いよいよ最終回。今回は、能登編をお送りします。

■過去の記事はこちら
写真でめぐる日本旅行記〜金沢編
写真でめぐる日本旅行記〜金沢アート＆絶景スポット編



まずは、前回のブログを振り返りましょう。金沢周辺のグルメやアートを楽しんだあと、レンタカーを借りて向かった先は「千里浜なぎさドライブウェイ」。目の前に広がる美しい景色と、砂浜でのドライビングを満喫しました。

すっかり暗くなったので近くの旅館に1泊し、しっかりとエネルギーをチャージ！　本日も、朝から爽快に車を走らせます。

しかし残念なことに、空には大きな雨雲が・・・。今にも雨が降り出しそうな天気ですが、気分は大いに盛り上がっています。というのも、最初の目的地は映画「ゼロの焦点」のロケ地としても有名な「巌門（がんもん）」。以前から、ずっと訪れたかった場所なんです。


どうでしょう〜？　この悪天候が何ともいえない厳しさや寂しさを象徴し、巌門の壮大さを増しているようにも感じます。天気の影響か、人の姿はほとんどありません。おかげで、ゆっくりと景色を堪能することができました。

こちらの巌門は、能登金剛（能登半島国定公園）の中にあります。日本海の荒波、それによって浸食されて造られた海岸線の景色は、本当に素晴らしかったです。


うれしいことに、午後から天気はすっかり回復しました。次なる目的地は、日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」の棚田、「白米千枚田」です。


日本海に面した斜面に広がる1004枚の田。小さな田が重なり合って、見事な幾何学模様を描いています。そんな景色に、一瞬にして目を奪われてしまいました。

ここでは4月末頃から棚田に水が引かれ、5月上旬に田植えがスタート。夏には、稲の鮮やかな緑と海のコントラストが美しく、秋には黄金色の稲穂が棚田を彩ります。四季折々の魅力があるようなので、また違う季節に訪れたいと思っています。



皆さんは、こちらの列車「のと鉄道」をご存知ですか？　「七尾駅」?「穴水駅」のおおよそ33キロを結ぶ全8駅の列車で、先ほどもご紹介した「能登の里山里海」が織りなす田園風景の中を走ります。

沿線は牡蠣の産地としても有名ですが、実はLTRメンバーの一人でもある宮本税理士のご実家（「宮本水産」）も、こちらの沿線で牡蠣の生産・販売をされています。今回の旅では、残念ながら訪問できなかったのですが、次回こそは・・・と思っているので、下調べはバッチリです！








こちらでは、七尾湾から水揚げしたばかりの新鮮な「能登かき」を目の前で焼いて食べることができるんです。牡蠣好きにはたまらないですね〜！（※提供期間／真かき：11月〜6月頃　岩かき：5月〜10月頃）
訪れたことのあるLTRメンバーもいるようなので、こちらはまた、＜番外編＞としてご紹介したいと思います。お楽しみに〜！

3回にわたって北陸の旅をお届けしましたが、いかがでしょうか？　私自身も、改めて楽しい旅の時間を思い起こすことができました。ありがとうございます。

・・・と、早々に締めくくってしまいましたが、写真でめぐる日本旅行記は、今後も続きます。次回はどこに行こうかな〜？　まぁ、まずはゆっくり、写真の整理から始めることにします（笑）。では、また近いうちにお会いしましょう〜！