法人向けサービス 実績
組織改善(社員教育)サポート
現場が一体となり業務に取り組むための体制づくり
LTR担当士業 | 中小企業診断士(西端 望)、特定社会保険労務士(山崎 香織) |
業種 | 製造業 |
エリア | 関東エリア |
従業者規模 | 100〜300人 |
依頼内容
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改善内容
対応
現状把握・分析
まずは現状把握をすることを目的に、皆さんへのヒアリングを開始。会社の中で感じた不満や想いを率直に話してもらったことで、問題点や改善するべき内容を知ることができました。主に挙がったのは、給与面(金額の根拠が知りたい)、会社の目指す方向性を知りたい、というものです。次にその結果を基に分析レポートを作成し、皆さんへプレゼンテーションを実施。会社の目指す方向性や将来に向けた提案をお伝えした上で、具体的な「事業改革プロジェクト」がスタートしました。給与体系の見直し等
「給与体系の見直し」は、これまでも総務部長が中心となって進めていましたが、なかなか形にならない状態でした。そこでLTRとしての強みを活かすことに! メンバーの社労士(特定社会保険労務士)にも入ってもらいながら、「評価制度の作成」も設け、スピーディーに対応していきます。それにより、働く人が納得できるような「人事評価の基準」も設けることができました。「現場での改善案」は私の方で作成し、実際に働いている皆さんに作業マニュアルの見直しや、廃棄物の分別ルートを作成していただきました。リーダーの任命・プロジェクト始動
続いておこなったのは、必要な人材に「リーダーとしての役割と権限を与えること」です。もちろんリーダーの選出にあたっては、総務部長などキーマンの方々に決めていただきました。具体的には、各部門(営業・総務・製造一課・製造二課)からリーダーを任命し、そのリーダーを主体としたプロジェクトが始動します。対応後の変化
自然とチームワークが生まれ、各々が自発的に動けるように!
自らの評価基準を知ることができる「給与体系の見直し」をおこなったことは、確実に皆さんのモチベーションアップへとつながりました。たとえば、プロジェクトリーダーである課長がリーダーシップを発揮したことも、その一つです。下のメンバーの声もしっかりと聞きながら、現場が働きやすい環境作りにも積極的に取り組んでいきました。そんな中、自然とチームワークが生まれ、各々が自発的に動けるように! まさに、個人プレーからチームプレーへの変化です。また、その上の役職である部長にも変化が起こりました。課長がリーダーシップを発揮し、動きやすいようにとサポートをおこなっていったのです。まだ改善できる点は残っていると思いますが、組織が確実に変わっていること感じています。
担当士業のコメント
現場がスムーズに動き作業ができることは、会社の中ではとても重要なこと。
「現場改善は、開発や営業部門のように直接利益を生み出すことはありませんが、現場がスムーズに動き作業ができることは、会社の中ではとても重要なこと。このプロジェクトで出来ることを、これからも一つずつしっかりと進めていきたいです」これは、先日プロジェクトリーダーから聞いた言葉です。正直なところ、プロジェクトが始まった頃には、このような言葉が聞ける日が来るとは思ってもみませんでした。リーダーとしての自覚や、強い決意が込められていることを感じ、私自身も大変うれしく思っています。
【担当者】中小企業診断士/西端 望
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