2020年11月27日
LTRに新メンバーが!特定社会保険労務士 山崎 香織先生のご紹介
今回は、LTRに2020年10月、メンバーとして加入された特定社会保険労務士の山崎 香織先生についてご紹介します。
特定社会保険労務士 山崎 香織先生
東戸塚にある「社会保険労務士事務所ジャスティス」の所長として、手続き業務のほか、人事労務コンサルにも注力されている山崎先生。社労士という仕事の魅力や、仕事をする上で大事にしていることなどをお聞きしました。
―――山崎先生は、学生時代から社労士を目指していたのでしょうか?
[山崎] いいえ。大学時代は「声楽科」という、今の仕事とはずいぶん遠いところにおりまして(笑)。音楽で食べていこうとは思っていなかったので、ANAのグループ会社(ANAシステムズ株式会社)に入社し、人事部に配属されました。会社も仕事も好きだったので無我夢中で働きましたが、当時はまだ、結婚や出産を機に女性が退職する時代。私はずっと仕事を続けたかったので、独立することを視野に入れ、社労士を目指しました。
―――実際、社労士という仕事に就いてみていかがでしたか?
[山崎] 仕事のベースにあるのは、働く人やそのご家族のお役に立つこと。昔から、誰かの役に立つことに喜びを感じていたので、「社労士は、まさに私の天職!」と実感しました。今もその気持ちは変わらず、毎日楽しく仕事をしているので幸せですね。
―――「社会保険労務士事務所ジャスティス」では、手続き業務のほか、人材労務コンサルティングにも注力されていますよね。最近はどんな案件が多いのでしょうか?
[山崎] 経営者と労働者間のご相談が多いですね。それぞれ立場が違うので、考えや主張したい思いがあるのは当然ですが、大切なのは「伝え方」。同じ内容でも、納得できるような話し方や伝え方で受け手の気持ちは変わるので、その辺りをアドバイスしています。
―――なるほど!「伝え方」を工夫するだけで、相手に対する印象も大きく変わりそうですね。
[山崎] そうなんです。そこを間違えてしまうと、お互いの溝は開いていくばかり。相手の立場になって考えてみることも必要です。経営者やリ―ダーの方には、「この人に協力したい、ついていきたい」と思われる存在になることを、時には厳しく(笑)お伝えしています。
―――山崎先生が仕事をする上で、大事にしていることを教えていただけますか?
[山崎] 私個人というよりも、事務所全体の考えになりますが、「良い仕事をするために、自分の時間をしっかり確保する」という点ですね。私たちの仕事は、お客様やその先のご家族と深くつながっているんです。
たとえば、お客様先に新しく入社する方がいて、その手続きを任されたとします。そのとき、自分の生活に余裕があれば「保険証は早く欲しいはずだから、すぐに続きをしよう」と思い描くことができる。業務をひたすら黙々とこなすのではなく、少し余裕をもった中で、“自分事”として捉えていれば、優先順位が自然とイメージできるんです。そういう意味でも、私たちがまず自分の生活にゆとりをもち、楽しく仕事をすることが大事だと思っています。
「自分が関わる人や会社、すべての皆さんを幸せにしたい!」と素敵な笑顔で話してくれた山崎先生。今後、LTRでのご活躍も楽しみにしています。(ライター 小林 真由美)