2019年06月20日

【経営者の皆さま向けお役立ち情報】後継者教育を見据えたカタチ

LTRでは、本ブログを通して経営者の皆さまのお役に立てる情報を定期的に発信していきます。

今回は「後継者教育を見据えたカタチ」をテーマにした事例の紹介をします。

<B社の概要>

長年、地方に密着した事業を展開している水産業の企業。創業者が高齢に近づき、2代目になる長男への事業承継を実践することになりました。しかし、創業時から片腕となって力を貸してくれた役員や長男本人とともに熟考した結果、ひとまず取引先の社長経験者を外部から迎え入れることになったのです。


<ポイント>

社長職に外部から人材を登用したのは、「会社に対する危機感があったから」だといいます。こうした状況にどう対応すればいいのかを長男に体験させるためだったようです。

長男は外部社長に反目することなく、実に誠実な態度で会社のさらなる成長に貢献。5年後には当初の予定どおり長男が社長の椅子を引き継ぐこととなり、B社は現在も堅実な経営で地域社会の発展に貢献しています。一見、失敗事例やトラブル事例になりそうな大胆な事業承継だったような気もしますが、繊細な計画と段取りをもとに描いた成功事例といえます。


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