2019年05月17日
【経営者の皆さま向けお役立ち情報】中小企業の事業承継の 基本的な流れ
LTRでは、本ブログを通して経営者の皆さまのお役に立てる情報を定期的に発信していきます。
今回は「中小企業の事業承継の 基本的な流れ」を紹介します。
事業承継といっても、「何からどんなふうに手をつけていけばいいのか」「どんな選択肢があるのかわからない」といった方が多いでしょう。
まずは、事業承継のおおまかな流れを説明します。
事業承継計画の立案
会社の創業者、あるいは先代から引き継いできた現経営者にとって、会社は我が子同然、特別な思い入れがあるはずです。「これだけは譲れない」という想いもあるでしょう。まずは、こうした想いを整理することが事業承継の第一歩になります。
次に会社の現状、社長の資産状況、後継者候補を把握した上で事業承継の方法を選択します。そして、承継方法と後継者を決定した後、中長期の経営計画に事業承継の時期や具体的な対策を盛り込んだ「事業承継計画書」を作成します。
(1)現状整理
●会社の現状(ヒト・モノ・カネ)
●経営者の資産の現状
●後継者候補のリストアップ
↓
(2)承継方法と後継者の決定
●親族内承継
●親族外承継
●M&A
↓
(3)事業承継計画の立案
●親族内承継
●親族外承継
●M&A