LTR通信
2022年06月10日 [LTR通信]
【LTRビト】英語&ワンストップサービスの強みを生かして
【LTRビト】は、毎回LTRメンバーの1人が登場し、士業として、働く人として、さまざまな想いを語るスペシャルコンテンツです。今回は、株式会社 AKIA TAX CONSULTANTS 赤崎 章吉氏へのインタビュー記事をお届けします。
※こちらの記事は「LTR通信2022春夏号」に掲載中です。
外資系企業専門の税務・会計事務所として、2008年に開業した「AKIA TAX CONSULTANTS」。グループ内に税理士事務所、社会保険労務士事務所、行政書士事務所を擁し、外資系企業の日本での活動をワンストップサービスでサポートしています。
共同代表であり、税理士・行政書士・社会保険労務士の赤崎 章吉氏に、自社の強みや組織の中で大事にしていること、今後の展望などをお聞きしました。
「税理士を目指したのは、いつ?」という質問を受けた際、真っ先に浮かぶのは小学生のときに通っていた「そろばん塾」。ここでの時間が、数字の楽しさや面白さを教えてくれたと思っています。
さらに、当時からサラリーマンとして組織の中で働く自分を、まったく想像できませんでした。「資格を取って独立したい」という想いが強かったこともあり、自然と税理士を目指していた感じです。
大学卒業後、外資系専門の会計事務所にアルバイトとして入社しました。国際会計事務所ということで、税理士資格の勉強にプラスして、英語のスキルも必須に……! ただ、数字も語学も好きだったことが幸いし、働きながら学ぶことに苦痛は感じなかったですね。
それから数年後、無事に税理士の資格を取得します。外国法人に関する税務、SPC(特別目的会社)に関する税務などの経験を積み、30代前半で独立しました。そのときに改めて感じたのは、「税理士業務に、英語対応がプラスされること」の重要性です。
日本国内での税理士の数は、今や約8万人ともいわれています。そんな中、クライアントに選ばれるには、他社との差別化を図る強みをもっていることが必要不可欠です。LTRメンバーの中でも、加藤税理士は相続関連や事業承継、宮本税理士は財務分析や経営計画と、それぞれに得意分野があります。
そうなると、税理士としての私の強みは「外資系企業に特化したサービスができる」という点。独立後の歩みが比較的順調だったのは、そのおかげかもしれません。
2020年のコロナ禍以降、弊社でも早くからリモートワークを取り入れ、業務の効率化を進めてきました。実は以前より、主婦層のスタッフから在宅勤務を希望する声があったことで、準備をしていたんです。今後も、DX(デジタルトランスフォーメーション)を上手に取り入れながら、働きやすい環境を構築してゆきたいですね。
さらに組織としては、若い人が活躍できるステージを用意したいと思っています。働きながら資格取得ができるのはもちろん、将来的に独立、もしくは弊社を担ってもらうための“育成パッケージ作り”を進めているところです。私自身がそうであったように、学びながら活躍できる場を提供できたらいいですね。
今回のインタビューで「ストレス解消法は?」と聞かれ、答えに困ってしまって(笑)。日頃から、リフレッシュ法やリラックスするために何かするということがないんです。改めて考えてみたところ、自分はほぼ“ストレスフリー”であることに気が付きました。
これは何より、自分の周囲にいる家族、そして会社のスタッフに感謝ですね。極論ですが、人が“ノンストレス”でいるためには、自由(お金や時間、そのバランス)が非常に大事です。私と同様に、スタッフにもそうであってほしい。この1年も、そのためのチャレンジを続けてゆきたいと思っています。
(取材・文/小林 真由美)
※こちらの記事は「LTR通信2022春夏号」に掲載中です。
外資系企業専門の税務・会計事務所として、2008年に開業した「AKIA TAX CONSULTANTS」。グループ内に税理士事務所、社会保険労務士事務所、行政書士事務所を擁し、外資系企業の日本での活動をワンストップサービスでサポートしています。
共同代表であり、税理士・行政書士・社会保険労務士の赤崎 章吉氏に、自社の強みや組織の中で大事にしていること、今後の展望などをお聞きしました。
そろばん塾で知った数字の面白さ
「税理士を目指したのは、いつ?」という質問を受けた際、真っ先に浮かぶのは小学生のときに通っていた「そろばん塾」。ここでの時間が、数字の楽しさや面白さを教えてくれたと思っています。
さらに、当時からサラリーマンとして組織の中で働く自分を、まったく想像できませんでした。「資格を取って独立したい」という想いが強かったこともあり、自然と税理士を目指していた感じです。
大学卒業後、外資系専門の会計事務所にアルバイトとして入社しました。国際会計事務所ということで、税理士資格の勉強にプラスして、英語のスキルも必須に……! ただ、数字も語学も好きだったことが幸いし、働きながら学ぶことに苦痛は感じなかったですね。
英語対応がプラスされる意味
それから数年後、無事に税理士の資格を取得します。外国法人に関する税務、SPC(特別目的会社)に関する税務などの経験を積み、30代前半で独立しました。そのときに改めて感じたのは、「税理士業務に、英語対応がプラスされること」の重要性です。
日本国内での税理士の数は、今や約8万人ともいわれています。そんな中、クライアントに選ばれるには、他社との差別化を図る強みをもっていることが必要不可欠です。LTRメンバーの中でも、加藤税理士は相続関連や事業承継、宮本税理士は財務分析や経営計画と、それぞれに得意分野があります。
そうなると、税理士としての私の強みは「外資系企業に特化したサービスができる」という点。独立後の歩みが比較的順調だったのは、そのおかげかもしれません。
若い世代が学びながら活躍できる環境を!
2020年のコロナ禍以降、弊社でも早くからリモートワークを取り入れ、業務の効率化を進めてきました。実は以前より、主婦層のスタッフから在宅勤務を希望する声があったことで、準備をしていたんです。今後も、DX(デジタルトランスフォーメーション)を上手に取り入れながら、働きやすい環境を構築してゆきたいですね。
さらに組織としては、若い人が活躍できるステージを用意したいと思っています。働きながら資格取得ができるのはもちろん、将来的に独立、もしくは弊社を担ってもらうための“育成パッケージ作り”を進めているところです。私自身がそうであったように、学びながら活躍できる場を提供できたらいいですね。
リフレッシュ法がない理由は?
今回のインタビューで「ストレス解消法は?」と聞かれ、答えに困ってしまって(笑)。日頃から、リフレッシュ法やリラックスするために何かするということがないんです。改めて考えてみたところ、自分はほぼ“ストレスフリー”であることに気が付きました。
これは何より、自分の周囲にいる家族、そして会社のスタッフに感謝ですね。極論ですが、人が“ノンストレス”でいるためには、自由(お金や時間、そのバランス)が非常に大事です。私と同様に、スタッフにもそうであってほしい。この1年も、そのためのチャレンジを続けてゆきたいと思っています。
(取材・文/小林 真由美)