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近況報告
2021年12月17日 [近況報告]

2021年の振り返り&2022年に向けて

こんにちは。司法書士/理事長の清水です。今年も残りわずかになりましたね。今年も、皆さまには大変お世話になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。



昨年に引き続き、コロナ禍に翻弄された一年でした。まさに次々と襲ってくる荒波に押し流されないように、ただ必死に舵取りしていたような気がしています。今年最後のコラムということで、一年を振り返るため休日に手帳をパラパラめくっていると、こんなことやあんなこと、あらゆる記憶が呼び起こされます。

私事で言えば、総じてなかなか苦労が多い一年でした。仕事に関しては、コロナ禍で一気に社会変容が進み、不安の高まりとともに緊急性の高い事案や複雑な事案が増えました。また、これまでの経験にない場面に幾度も遭遇し、以前のやり方では対応が難しい事案も増加。先行きの見通しがつきにくく、常に緊張感を強いられていたような気もします。

一方、私が所属する地域の法人が集まる団体活動は、ほとんどが中止を余儀なくされ、私たちのLTR(士業グループ)でも、不慣れなオンライン会議で意思疎通に戸惑ったり、思ったように進まずに支障が生じた部分もありました。


逆に外出が制限されたことに伴い考える時間が増え、平時には意識していなかった、気づかなかったことが良く見えたように思います。例えば時間の大切さや使い方、家族や社員、その他関係する方々との係わり方、自分がやりたいことや大切にすべきことなどです。そういった意味で前向きに捉えるならば、学びや収穫が多かった一年であったと言えるでしょう。

今回、改めて気づかされたことがあります。それは、オンラインやデジタル化が進歩しても、社会はやはり人で成り立っているということです。人の動きが止まってしまうとビジネスはもとより、社会全体がうまく機能しなくなってしまうと感じました。

そういう視野や視座で見ると、これから先、自然災害等も起こりうることを踏まえると、人との交流やコミュニケーション、つながりはこれまで以上に大切になっているように思います。また、それらは新たなアイデアや価値、日々の活力やエネルギーが生まれる大きな原動力にもなるはずです。また、これだけ変化が激しく複雑な社会の中においては、予期せぬ事態を乗り越えたり、新たな実践に結びつけるためには集合知を活用し、協働していくことがとても大切です。


そこで、LTRでは来年に向け、これまで培った人たちとの交流やつながりを改めて見つめ直し、独自のコミュニティを通じて関係性を深めながら地域社会における新たな価値や活力を生み出す土壌づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

具体的には、LTRではこれまで様々な活動を行ってまいりましたが、それらを「交流」「学び」「リフレッシュ」といった3つのカテゴリーに括り直し、コミュニティの参加者とともに、とにかく愉しみながら(「愉しむ」とは単にその場を楽しむだけではなく、充実感や達成感、満足感や一体感など気持ちの豊かさをもたらすことを言います)進めてゆくというものです。

それらの活動により、多種多様な集合知を活用して新たな価値や活力を生み出したり、困難なことにも果敢にチャレンジすることで、地域社会の発展や成長に貢献してまいりたいと思います。
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