関東学院大学で開催された公開講座「55歳からの起業チャレンジ」。今回、講師を務めたのは、LTRメンバーでもある中小企業診断士の西端 望（にしべり・のぞむ）氏です。

40代後半に大手精密機器メーカーを退職後に起業、「自分が本当にやりたいことが見つかるかどうか」が起業のポイントだ」と話す同氏の講座は、どのような内容だったのか？　参加者の反応は？　（LTR通信の誌面でお伝えした）1回目の開催レポートに続き、こちらでは2回目の開催レポートをお届けします。　

▶1回目の開催レポート（本誌記事）はこちら
1回目開催レポート



■日時：2024年11月16日（土）
■参加者：約20名（社会人から定年退職を控えた方々まで幅広い層）

前回はまず、私が経験した「起業についての話」をおこないました。40代後半に大手精密機器メーカーを退職した後、中小企業診断士の資格を取得、独立した私は、「起業の本質は『安定』ではなく、『人生を豊かにすること』」と、身をもって感じます。起業してから13年になりますが、現在も毎日が新しい挑戦の連続で非常に充実しているからです。

その後は、「自己肯定感を高める」ワークを実施！　自らのポジティブな側面、ネガティブな側面も受け入れるプロセスを通して、「自分がどんな存在か？」を新たに発見し、あらゆる気付きを得ていただきました。


さて2回目の公開講座では、「自己肯定感を高める」ワークの続きからスタートです。今回は、＜他人が思う自分を知ること、自己肯定感を高めること＞を体験していただきました。テーマは、自身の「失敗体験」から得られる気づき。グループワークの中で話しを拡げてもらいながら、各々が「こうでなければならない」を打ち破ること。そこから本当に自分でやりたいことを見つけることを目標としました。

前回は、初のグループワークで緊張していた皆さんも、2回目は開始からリラックスしていた様子。実際にグループワークを進めていくと、想定した時間が足りなくなるほど、大いに盛り上がりました。


今回の講座の中で、私は下記の点を伝えたいと思っていました。そして、参加いただいた皆さんは、それをしっかりと”学び”につなげていただけたと感じています。

■自己肯定感を高めると、周囲からの協力が得られる
■自己肯定感を高めると、自動操縦で事が上手く進む
■自己肯定感を高めるには、「自分のすべてを『良し』」とすること
■良いことも悪いことも、起こるべくして起こる。すべては、経験値のアップ！となる

【参加した皆さまからの貴重な“声”】
講座終了後のアンケートでは貴重な”声“をいただくことができました。
（一部をご紹介します）

・リアルな生の発言を聴けて良かった
・負の思いをプラスに転換、またはリバースできたことが嬉しかった
・内容が豊富であり、３回〜4回のコースでやってほしい
・貴重な体験になりました
・皆さんと仲良くできて楽しかった。さまざまな考えに触れました。

ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。さらにブラッシュアップし、これからも皆さまのお役にたてるようなセミナーを企画してまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。
（中小企業診断士　西端 望）