近況報告
2023年12月04日 [近況報告]
2023.10.10「第100回きぎょう講習会」開催レポート(後編)
2023年10月10日に「第100回きぎょう講習会」を開催しました。 前回に続き、開催レポート(後編)をお届けします。
開催レポート(前編)はこちらから▶2023.10.10「第100回きぎょう講習会」開催レポート(前編)
当日の紹介動画はこちらから▶
●きぎょう講習会とは?
年6回、企業の経営者、人事・総務担当者の方を対象とし、ビジネスや日常生活にお役立ていただける旬なトピックをお届けしています。
☆今回はLTRが本講習会を担当して100回目ということもあり、スペシャルな内容に! 「経営者の思い込みと若者のホンネ」をテーマに若者の“リアルな声”を引き出しました。
当日のゲストスピーカーは、横浜市戸塚区に住む子どもたちを対象に、イベント事業や学童訪問等をおこなっている「NPO法人戸塚てらこや」所属の大学生とOB・OGのメンバー6名です。冒頭から、若さあふれるエネルギッシュさと、しっかりと自分の言葉で話す落ち着いた雰囲気が印象的でした。
<開催にあたり、経営者・中堅・ベテラン社員(31名)、大学生(33名)、新社会人・20代社員(34名)を対象としてアンケートを実施>
(前半に続き)次にフォーカスした設問(新社会人・20代の若手社員回答)は、「転職について」。アンケートは、以下のような結果となりました。
Q1:転職を考えたことがありますか? ●ある(73.5%)
●ない(26.5%)
Q2:転職をしたくなった理由は何ですか?(※上位3回答) ●他にやりたい仕事があるから(40%)
●自分がレベルアップできるスキルが身につかなそうだから(36%)
●労働時間や労働条件に不満があるから(36%)
大学4年の女性は、「私は、“転職をしないこと”を前提に就職先を選びましたが、周囲には“転職ありき”で就職活動をしていた友人もいました」と話します。理由としては「自分の希望する企業(業界)が経験者、中途採用のみだった。ほかの企業で実力をつけてから、本命にチャレンジする」とのこと。
ほかにも、「飽きっぽい性格なので、さまざまな仕事を経験したいという理由で、転職を前提に就職先を決めた友人もいた」と話してくれました。
さら20代の男性は、「私は2度転職をしましたが、辞める際『いつでも戻ってきて良いから』という有難い言葉をいただきました。結果的に1社とは仕事を請け負う関係性(業務委託契約)で、現在もつながっています。企業の方にとっては、転職=(イコール)ネガティブなイメージを持たれがちですが、いろいろな関わり方もある。退職したから”終わり”ではなく、再び働けるような風通しの良さも大事なのでは?」と、自身の経験も交えながら話してくれました。
一方で社会人1年目の男性は、「自分の人生設計の中で、選択肢の一つとして『転職』がある」とその位置づけを話すとともに、「NPO法人戸塚てらこや」の経験から、こんな意見も!
「『てらこや』では、様々なイベントの企画から運営、収支に関することまで幅広く経験できます。しかも持ち回り制なので、常に新たなことに挑戦でき、一つ終える度に達成感がある。だからこそ、自分は4年間も続けられたと思っています。仕事においても、若手にそういったチャンスを与えることで、働く意欲が高まる気がします」と、自らの考えを述べてくれました。
実際にアンケート(新社会人・20代の若手社員回答)を見てみると、上記に紐づくような回答があります。
Q1:実際に働いてみて、学生の頃に思い描いていた「良い会社」のイメージが変化しましたか?
●変化した(76.5%)
●変化しない(23.5%)
Q2:今のあなたが考える「良い会社」はどんな特徴がありますか?(※上位3回答)
●経験年数にかかわらず、スキルアップにつながるような新しい仕事を任せてもらえる(61.8%)
●仕事を通じて、自分が将来やりたい事や目指すべき方向がみつけられる(52.9%)
●部署や部門内で上司や同僚みんなの一体感がある(47.1%)
こちらの回答からも、新たな挑戦を望み、“任されること”に達成感や喜びを感じる若手社員の存在がうかがえます。
本講習会を振り返ると、まさに「経営者の思い込みと若者のホンネ」というタイトル通り、経営者が若者”リアル“に触れ、そこには新たな発見が多くあったようです。一生懸命メモを取り、傾聴する姿が印象的でした。
LTRとしては今回の企画を通じ、このような“場”を持つことの重要性を改めて実感しました。今後も若者と経営者、それぞれが持つ知識を組み合わせ、また発揮できるような機会の創出を目指していきたいと思います。
開催レポート(前編)はこちらから▶2023.10.10「第100回きぎょう講習会」開催レポート(前編)
当日の紹介動画はこちらから▶
●きぎょう講習会とは?
年6回、企業の経営者、人事・総務担当者の方を対象とし、ビジネスや日常生活にお役立ていただける旬なトピックをお届けしています。
☆今回はLTRが本講習会を担当して100回目ということもあり、スペシャルな内容に! 「経営者の思い込みと若者のホンネ」をテーマに若者の“リアルな声”を引き出しました。
当日のゲストスピーカーは、横浜市戸塚区に住む子どもたちを対象に、イベント事業や学童訪問等をおこなっている「NPO法人戸塚てらこや」所属の大学生とOB・OGのメンバー6名です。冒頭から、若さあふれるエネルギッシュさと、しっかりと自分の言葉で話す落ち着いた雰囲気が印象的でした。
<開催にあたり、経営者・中堅・ベテラン社員(31名)、大学生(33名)、新社会人・20代社員(34名)を対象としてアンケートを実施>
転職は当たり前の時代? 若者のホンネに迫る!
Q1:転職を考えたことがありますか? ●ある(73.5%)
●ない(26.5%)
Q2:転職をしたくなった理由は何ですか?(※上位3回答) ●他にやりたい仕事があるから(40%)
●自分がレベルアップできるスキルが身につかなそうだから(36%)
●労働時間や労働条件に不満があるから(36%)
大学4年の女性は、「私は、“転職をしないこと”を前提に就職先を選びましたが、周囲には“転職ありき”で就職活動をしていた友人もいました」と話します。理由としては「自分の希望する企業(業界)が経験者、中途採用のみだった。ほかの企業で実力をつけてから、本命にチャレンジする」とのこと。
ほかにも、「飽きっぽい性格なので、さまざまな仕事を経験したいという理由で、転職を前提に就職先を決めた友人もいた」と話してくれました。
さら20代の男性は、「私は2度転職をしましたが、辞める際『いつでも戻ってきて良いから』という有難い言葉をいただきました。結果的に1社とは仕事を請け負う関係性(業務委託契約)で、現在もつながっています。企業の方にとっては、転職=(イコール)ネガティブなイメージを持たれがちですが、いろいろな関わり方もある。退職したから”終わり”ではなく、再び働けるような風通しの良さも大事なのでは?」と、自身の経験も交えながら話してくれました。
「仕事を任せてもらえる」が達成感や喜びに!
「『てらこや』では、様々なイベントの企画から運営、収支に関することまで幅広く経験できます。しかも持ち回り制なので、常に新たなことに挑戦でき、一つ終える度に達成感がある。だからこそ、自分は4年間も続けられたと思っています。仕事においても、若手にそういったチャンスを与えることで、働く意欲が高まる気がします」と、自らの考えを述べてくれました。
実際にアンケート(新社会人・20代の若手社員回答)を見てみると、上記に紐づくような回答があります。
Q1:実際に働いてみて、学生の頃に思い描いていた「良い会社」のイメージが変化しましたか?
●変化した(76.5%)
●変化しない(23.5%)
Q2:今のあなたが考える「良い会社」はどんな特徴がありますか?(※上位3回答)
●経験年数にかかわらず、スキルアップにつながるような新しい仕事を任せてもらえる(61.8%)
●仕事を通じて、自分が将来やりたい事や目指すべき方向がみつけられる(52.9%)
●部署や部門内で上司や同僚みんなの一体感がある(47.1%)
こちらの回答からも、新たな挑戦を望み、“任されること”に達成感や喜びを感じる若手社員の存在がうかがえます。
本講習会を振り返ると、まさに「経営者の思い込みと若者のホンネ」というタイトル通り、経営者が若者”リアル“に触れ、そこには新たな発見が多くあったようです。一生懸命メモを取り、傾聴する姿が印象的でした。
LTRとしては今回の企画を通じ、このような“場”を持つことの重要性を改めて実感しました。今後も若者と経営者、それぞれが持つ知識を組み合わせ、また発揮できるような機会の創出を目指していきたいと思います。